|
||||||||||||||||||||||||||
|
|
|||||||||||||||||||||||||
![]() |
シオリ ─ 隅田川(関根祥人) © TOSHIRO MORITA |
悲しみを表す「シオリ」の型は、やや顔を下に向け、片手または両手で眼の付近を覆って、嘆きの涙を流したり、こらえたりする様子を見せます。また右手に持った扇をいったん後ろに反らせてから目の前に持ってくる「サシ」の型では、遠くの山、海上などを謡の情景描写に沿って指し示したりします。型は、それぞれ特定の心情や情景、動きを表しますが、同じ型で違う心情や情景を表すこともできます。
能の演者は、一連の型をきめ細かく磨き上げ、舞のなかで闊達な連続する動きに導き、曲のなかのさまざまな表現に結び付けていくのです。
仕舞とは、先に紹介したように、主にクセやキリなどで、多くの型を駆使して、シテが辺りの情景や自分の心情を表す部分を取り出したものです。
舞囃子は、局所的な仕舞に中之舞などの"舞"が連なる部分を取り出し、囃子つきで舞うものです。いずれも正式な装束や面はつけず、紋付・袴の略式の出で立ちで、主に扇を持って舞います。この扇は、能で使用する中啓という扇ではなく、鎮(しずめ)扇を使います。
老舗扇専門店、「十松屋福井扇舗」代表取締役の福井芳秀さんのインタビューも合わせてご覧ください
|免責事項|お問い合わせ|リンク許可|
Copyright©
2012
the-NOH.com All right reserved.