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静との別れを惜しみ、出発をためらう義経に、弁慶は強引に船出を命じます。すると、船が海上に出るや否や、突然暴風に見舞われ、波の上に、壇ノ浦で滅亡した平家一門の亡霊が姿を現しました。なかでも総大将であった平知盛(とももり)の怨霊は、是が非でも義経を海底に沈めようと、薙刀を振りかざして襲いかかります。弁慶は、数珠をもみ、必死に五大尊明王に祈祷します。その祈りの力によって、明け方に怨霊は調伏されて彼方の沖に消え、白波ばかりが残りました。
この曲の前後のシテは、美しい白拍子と恐ろしい怨霊という、まったく異なった役柄となっています。優美さと勇壮さの対照で織りなされ、前場には優美な舞が、後場では薙刀を振るう荒々しい舞働が用意されており、謡い・囃子の強弱、緩急も全く異なったものとなります。変化に富む大変劇的な曲です。 また、舞台が大物の浦の船宿から大海原へ展開していく様子は、作り物の舟だけで見せていきます。ここは、アイの船頭の腕の見せ所で、船をこぎながらのワキとのやりとりや嵐が始まってからの棹さばきなど、本当に荒れ狂う海が見えるかのような所作が見られます。 ▼ 演目STORY PAPER:船弁慶演目ストーリーの現代語訳、あらすじ、みどころなどを、印刷・拡大表示のできるFlashPaperで公開しています。能の公演にお出かけの際は、ぜひプリントアウトしてご活用ください。プリント方法や使い方などはこちらのヘルプページへどうぞ。
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