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国立能楽堂提供:『能楽図帖』より「敦盛」
国立能楽堂提供:『能楽図帖』より「敦盛」

あらすじ
源氏の武将、熊谷次郎直実(くまがいのじろうなおざね)は、一の谷の合戦で年端も行かない平敦盛(たいらのあつもり)を討ち取ったのですが、あまりの痛ましさに無常を感じ、出家して蓮生(れんしょう・れんせい)と名乗りました。敦盛の菩提を弔うために一の谷を訪れた蓮生が回想にふけっていると、笛の音が聴こえ草刈男たちが現れます。蓮生が、話しかけると、中のひとりが笛にまつわる話をします。

蓮生が不審に思うと、男は、「自分は敦盛に縁のある者で、十念(じゅうねん)〔「南無阿弥陀仏」と十回唱えること〕を授けて欲しい」と話します。蓮生が経をあげると、男は、敦盛の化身であることをほのめかして姿を消しました。

その晩、蓮生が敦盛の菩提を弔っていると、その霊が往時の姿で現れます。敦盛は、自分を弔う蓮生は、以前は敵でも今は真の友であると喜び、懺悔の物語を始めます。寿永二年〔1183年〕の秋の都落ち、須磨の浦での侘び住まい、平家一門の衰勢を語り、最期を迎える前夜の陣内での酒宴のさまを想起して舞を舞います。そして、一の谷で、舟に乗ろうと波打際まで進んだところで、熊谷次郎直実に呼び止められて一騎打ちとなり、討たれた戦いの場面を見せ、今では敵ではなく、法の友である蓮生に回向を頼んで去っていきます。

みどころ
平敦盛は、一の谷合戦当時16歳、平家物語にも語られる際立った美少年でした。従五位の下(じゅごいのげ)で官職に就いていなかったため、「無官の大夫」と呼ばれることもあります。敦盛は笛の名手でもありました。祖父の忠盛(ただもり)が鳥羽院から賜った名笛「小枝(さえだ)」は、父の経盛(つねもり)へ、経盛から敦盛へと代々受け継ぎ伝えられていました。武士というより、平安朝の貴公子のような敦盛と、坂東武者の熊谷直実、この二者の遭遇について、平家物語本文では、熊谷は敦盛の容貌があまりに美しく、刀をどこに立てて良いものかと躊躇した、とあるが、この心の葛藤について、世阿弥の能では一切ふれず、むしろ敵同士だった二人が仏縁によって真の友となるという、熊谷の心情に焦点を当てています。


演目STORY PAPER:敦盛

演目ストーリーの現代語訳、あらすじ、みどころなどをPDFで公開しています。能の公演にお出かけの際は、ぜひプリントアウトしてご活用ください。

pdf敦盛:ストーリーPDF:574KB
敦盛PDF見本

the能ドットコムの「敦盛」現代語訳、あらすじ、みどころは、作成にあたって『敦盛 対訳でたのしむ(三宅晶子著 檜書店)』など、主に右の文献を参照しています。書名をクリックするとリンク先で購入することができます。 | 『敦盛 対訳でたのしむ』三宅晶子 著 檜書店
『日本古典文学大系40 謡曲集 上』横道萬里雄・表章 校注 岩波書店
『能楽ハンドブック』戸井田道三 監修・小林保治 編 三省堂

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