病床に伏す源頼光のもとを、夜半に訪ねる僧一人。「清らかな月も夜半には雲に隠れる」と、謎めいた言葉を語る。 金春安明
頼光に容態を問うた後、僧は古今集の歌を引き、自らの正体をほのめかす。頼光は、間一髪、土蜘蛛の化身であると察知して… 塩津哲生、粟谷能夫
土蜘蛛の化身が糸を投げかけたその瞬間であった。枕元の名刀「膝丸」が抜かれ、一閃、また一閃。 長島茂
逃げ足早く去ろうとするところ。足踏みする暇もなく太刀を浴びた化け物は、血を流し、そのまま姿を消して、見えなくなった。 内田安信
駆けつけた家来の一人武者に、頼光は事の顛末を物語る。威力を見せた名刀「膝丸」は「蜘切」の名を戴いた。 宝生閑、粟谷能夫
一人武者ら、追手が血の跡をたどった先に現れたのは、蜘蛛の巣のかかる塚。 高橋勇
追手の武士たちが塚を崩すと、岩陰より土蜘蛛の妖怪が姿を現した。 喜多六平太
今の世に災いをもたらしに来た、と禍々しく言い放つ。 豊嶋訓三
まとわりつく糸に、一人武者らは、もはやこれまでの危機。 香川靖嗣他
それを凌ぎ、剣の光を恐れる様子を頼りに、妖怪を取り囲み、ついに討ち果たす。 内田安信、宝生閑
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写真:森田拾史郎
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